ひらめいた‼逆ショート⁉
もう数年前のひらめきですが、未だに色褪せないおもしろアイデアがあります。
それは、とある勉強会に参加した帰りのことでした。
「超高齢社会を明るい未来にするために」
そんなお題の勉強会でした。
面白かったのは覚えているけど、内容はさっぱり記憶に残っておりません。まぁ、セミナーや研修なんてたいがいそんなものです。はい。
ぐるぐると頭の中で考えるのが癖(いや、趣味かも)になっている私。
とある考えが思いつきました。
認知症を持つ人の家族は大変です。認知症じゃなくても大変ですが、ここでは分かりやすく説明するためにあえて認知症のあるかたとそのご家族を想定してみます。
優しくできない。
客観的に見れない。
冷静になれない。
で結果、介護されてる本人はもっと塩梅悪くなる。
で、家族がギブ。
わかるわぁ〜。
独居の認知症の人のほうがよっぽど在宅生活が続けられる。
うんうん。全部じゃないけどよくある。
だから家族ケアが大切……なんですよね?
ねぎらったり、
共感したり、
教育したり?
家族のストレス軽減のために本人にショートステイに行ってもらったり、レスパイト入院もあったり?
施設に入所したり。
家族のケアってなんだろう?
介護保険サービスで出来ることって何だろう?
出来ることって言うよりも、意味のあるサービスって何だろう?
ねぎらったら楽になる?
共感すれば優しくなれる?
ショートステイや施設入所で問題になるリロケーションギャップ(環境の変化による負荷)。
対策するのも大変だろうし、自宅と全く同じは無理だよね?
デイサービスもショートステイも入所も…居場所を変える、移動するって大変だよね。
高齢になればもっと体力使うよね。
具合悪かったらもっともっと体力使うよね。
あれ?
高齢で具合が良くない人が出向くより、若くて体力ある人が移動すれば良いんじゃない?
逆ショート(笑)
家族が泊まれる施設ってどうよ?
おっされ〜な旅館とかホテルとか。
自宅の近所で。
あれ?
そういうおっされ〜な施設、高齢者施設にいっぱい無いか?
それ、逆使用できないか?
宿泊費は介護保険でまかなわれるの(笑)
だって介護する家族がリフレッシュできたら、その後の介護ちょっと頑張れない?
本人は自宅でそのまま羽を伸ばせるようにサービス組み立てて。家族がいたら出来ない体験とかあるんじゃない?
家族介護に報酬ないもん。
でも、ちょっとこういう使い方が出来ると、結果上手くいくことってない?
泊まりに行った先には、介護に奮闘してる他の家族も泊まってて。
「あらぁ大変ね。うちなんか……」
「またお会いしましたねぇ。その後どうよ、そっちのおばぁちゃん。」
みたいな会話が生まれたり。
これって立派な家族会じゃない?
介護が必要じゃない人たちが泊まるんだもん。設備もお金かけないで作れちゃわないかな。特殊寝台もバリアフリーも手すりも最小限で不要にならないかな。
介護しながら仕事してる人だったら、職場に激近のホテルとか泊まれるの。
期間限定だけどもちろん費用は介護保険で。
その間、仕事やりまくるも良し、楽して通勤して終業後を楽しむも良し。
リフレッシュ加算とか銘打って、本人のためにあえて家族に保険を使う。
どうこれ????
細部まで考えると色々壁にぶち当たるけど、考えるだけなら面白い。
ほぼ妄想(笑)
だけど、こんな突拍子もない妄想の中に現状を変えられるヒントが隠れてたりしないかなと、これまたぐるぐると考え続ける毎日です。